産前の髪型は何が正解か
木曜日の健診のときに内診ぐりぐりが待っている。
そう思うと、「悔いのないように」を合言葉にいろんなことを今こなしている。
もう生まれるのなら、と一万歩近く歩いた。
仲良しママ友と2時限のラインお茶会
夏にしか開かない夏至茶屋でランチ(姉と)
そして一番の懸念は髪である。
前回の出産時、余裕をもって髪を切りにいった。冬だったのでいろいろ悩んだけど、結べる長さのボブに。
結果的にお世話のときに結べて楽だったけど、毛量が多く乾くまで寒い思いをした。なんせ産後の1ヶ月は湯船に浸かれないし!
そして美容師さんからも「どうせショートにしてもしばらく切りにこれなくてストレスたまるでしょ」と言われていた。
まぁそうなんですけどね
今回は夏なので、まるっと季節は逆だし
2歳のぴっぴ(息子)がいるので前回と同じようにはいかないよなーと思っていた。
これが最後のチャンスと美容室を訪れると、意外にもいつもの美容師さんの反応は違った。
「⚪⚪さん、思いきってショートにしましょう!」
あれ、絶対に反対されると思ってたのに…
どうやら彼にも子どもが生まれ、嫁さんの様子を見て考え方が変わったらしい。
「入院中、馬力のないドライヤーで⚪⚪さんの髪は乾かないし、風邪ひいちゃう」
「しかも二人じゃ自分のこと後回しでしょ」
そう、そうなんですよ!
ということで、のばそうかなーなんて思ってたけどあっけなくショートになった。
ショートの楽さは学生の頃に経験済み。
一緒に付き添ってくれた姉もちょうど髪を切ろうと思ってたらしいので一緒に切ってたけど
「結局ショートにするんだ(笑)」みたいな反応。
約半年ぶりの美容室のカットにショートということでだいぶリフレッシュして出産にのぞめそう。満足!!
ところで美容室の注文って難しいけど
私たち姉妹の図々しい注文に美容師さんたちはよく応えてくれたと思う。
私はモテキのときの長澤まさみ
結果的に前髪がないから雰囲気違うけど、気分はだいぶ若返った
姉は長さもあんまり変わってないけど、大人っぽい雰囲気に
「なんて注文したの?」
「米倉涼子にしてくださいって」
2度と来てくれるなと思ってたりして(笑)
妊婦の癖に
前回、股からなにか出てきてネットで調べまくった結果生まれる訳じゃないので様子を見た。
そして健診を待った。
先生にことの経緯を話し、おりものの検査もあるのでついでに内診で見てもらうと衝撃の結果であった。
「あー、これかな?処女膜ですねー」
え、先生わたし妊婦ですけど?!
大騒ぎしたのが恥ずかしいやら…
とにかく処女膜ってーのは消えてなくなるものではないと知ってまたひとつ大人になりました。
臓器が重さで出てきちゃったと思っていたわたしはなるべく安静に過ごしていたけど、「ガンガン歩いてください」との言葉に
行きはタクシーだったものの帰りはバス停まで歩いて帰ることに。
夫や、姉や、預かってくれてるお義母さんに報告しつつ、なんとも拍子抜けだったわけです。
ま、命に別状なくてよかったよかった!!
いよいよ明日から正期産。
いつ生まれてもいいと思いつつ、来週以降にお願いしますよ!とお腹に話しかけております。
骨盤臓器脱
その日は調子がよく、よく働いた
といっても、最近は腰がいたくて日がなだらだら横になってるのに比べれば
義理のお母さんが泊まり込みで入院中はぴっぴ(息子)のお世話をしに来てくれるので
お風呂の床掃除をし、野菜室をきれいにし、朝昼の食器をまとめて洗って、夕飯を作った
あと紙粘土で一時間ほど座りっぱなしで遊んだっけ
そしたらなのか、お風呂のときにふと気がついた
しゃがんで自分の股を洗っていると何かに触れる
なんだ?
…まさか赤ちゃんが飛び出てる?!
この日は姉が一緒に夕飯を食べ、風呂からでるまで待っててくれた
「ねーちゃーん!!なんか股から出てるーー!!」
慌てた姉、え、どーする?とりあえず鏡持ってくる?
おねがいします!
風呂で不安がるぴっぴをよそに、赤ちゃんが出てきちゃってたりしてと大慌ての大人二人。
鏡で確認すると、頭ではなさそう。
手でもなさそう。
…赤い何か。
痛みはないけど、心臓のバクバクだけは必死で押さえながらぴっぴの頭と体を一気に洗い風呂からあがった。
着替えを姉に任せて、ケータイを握る
「股から突起」
すると、見たことのない単語がすぐ出てきた
『骨盤臓器脱』
さて、ざっくり目を通すと、どうやら出産で膣がゆるんでそこから子宮やら膀胱やら直腸やらが重みに耐えられず出てきてしまうらしい。大きめの子を出産したり、たくさん産んだり、出産経験のある人がなりやすいそう。
たしかにぴっぴは3,500gオーバーだったし、二人目もすでに2,500gオーバーらしいし。支えきれないということか。
普段はキュッとしまっているはずの出口がオープン状態なわけだ。ははん、納得。それで残尿感というか、頻尿がひどかったのか
とりあえず、救急車とか呼ぶ案件では無さそうなので、姉には帰ってもらった。そうだよね、出てきちゃったらこんな痛くないわけない。なんとか寝かしつけを完了しつつ、不安で目が覚めた。
いろいろ検索すると、オーストラリアでは10人に一人がなるとかうんぬん。でも聞いたことないよ。誰も教えてくれなかったよ!!
たしかにくしゃみとかするとちょっとオシッコ出ちゃうようなユルさはあるけれど。
次の日になると、ひょっこり顔を出した「何か」はまたひっこんでしまった。幻だったのか、未だ疑いの領域からでないが。
また数日後に健診なのでそこで聞くことにしよう。
前駆陣痛
寝かしつけも夫が始めて2週間がたつ。
ぴっぴ(息子)も玄関を出るときはサラッと見送るが、その前の風呂に入れる段階で大泣きするようになった。
「ママは病院に行くからね。パパと2人でお風呂に入ってね」
そういうとワーっと泣く。そして風呂へと連れてかれる。耳をすますと、風呂の中では楽しそうに遊んでいるのだが、ママの前ではやはり甘えたいのだろう。
風呂から上がってくると、満面の笑みを浮かべて
「ママまだいたねー」と抱きしめにくる。そして、歯磨きをしてから私は外に出たふりをする。
実際にはドアの向こうで息をひそめて待っていてそっと部屋に戻るのだけど。
そのあとは小一時間、寝室から離れた部屋でじっと静かに彼らが寝るのを待つ。無印良品の堕落したクッションに身を埋めながら、ぴっぴと夫の絵本の読み聞かせの様子を聞くのが最近の日課である。
「これなあにー 」攻撃をモロに喰らいながら、なんとか読み聞かせを終え、静かになってもまだ油断はできない。大抵は目を開けたままおきているのだ。ときどき、「あした、起っきしたらーパン食べようね!」とか「カンカンみたねー」と声が上がる。
ドキッとしながらやり過ごし、それから30分くらいしてからリビングへ戻る。
夫の苦労は肌で感じる。今までママにべったりだったのが、パパに頼らざるを得ない。出産というイベントを経て、ママの仕事がパパに少しずつ移譲されていく。実はママじゃなくても大丈夫だったものもあるのだ。それを、「ママの方が得意だから」という理由でなんでも引き受けてきた結果、こういうときに困るのだ。
ところでこの体勢で1時間以上待っているのもつらいのである。ゲームして待ってるだけなのだけど(電気もつけられないし、テレビもない)
前駆陣痛だろうか、ときどきお腹が張って、足の付け根がきゅううと痛くなる。
しかしここで「うう」とか「ああ」とか声をあげては寝かしつけの労が泡と消える。
なんとか痛みに耐え、呼吸を整えるのはいきみ逃しに似ている。思わぬ効果である。
それでも寝かしつけが完了し、夫婦でNetflixのドラマを見てると、発作のように痛みは襲ってくる。10分くらい足の付け根のあたりから腰にかけて痛みが続き、腰を叩いてもらったりさすってもらいながら痛さをやり過ごす。
予定日までは1ヶ月以上あるが、いよいよである。
今のうちに、妊婦のうちにちゃんと体辛いんだぞアピールをして、夫に出来る限りの仕事を移譲せねば。
映画鑑賞「タリー」
夫の在宅勤務も5月末で終了となりそうだ。
4月からは怒濤の毎日と思っていたので、大きな腹を抱えながら2歳児を家で見るのは一人では不可能だったろうと今更ながら思う。
ましてや夫婦でそろって夜に映画を見ようなんで、すんごい贅沢な時間であった。
今回見たタリーは一人で見たんだけど、ぜひに夫婦で見たらいい。妻に優しい夫も、家庭をかえりみない夫もどちらも行動に変化をもたらすだろう。
ストーリーは3人目の出産を控えたマーロウがナイトシッターとして雇ったタリーと関わってくなかで自分を取り戻してくって感じ。
前半はひたすら辛い。
お金はないわ、三人目で上の子の世話はあるわ、ちょっとした高齢出産だわ、夫は仕事から帰って夜はゲームして寝ちゃうわ。
生まれてからは夜もおっぱいあげてーオムツ変えてーと
あ、そうだこんなしんどかったわい。これからこんな生活が待ってるのよねーと見てても辛い。共感しまくり。
もう糸が切れる寸前、気が狂う!ってところで兄が紹介してくれたナイトシッターの電話番号に手を伸ばすマーロウ。
ナイトシッターのタリーがきて少しずつ変化が。来たのは今どきの若い女の子。え、ベテランのおばちゃんじゃないんだー
ちょっと変わった哲学的な女の子と対話してくなかで昔の自分を取り戻すマーロウ。
理想と現実でどーにもならず自分を責めてたけど
タリーがちょっとずつ手伝ってくれて元気になっていくマーロウ。
カップケーキ作ってくれたり、床掃除してくれたり、花を飾ってくれたりそういうちょっとしたことが嬉しい。
ただ永遠には続かない。
元気を取り戻したマーロウとタリーに最後の時間が迫っていた。かつて遊んでいたニューヨークでふたりは最後にとはめをはずして遊ぶ。子どもを家に置いて
その帰り道、マーロウは車を運転し、川に突っ込んでしまう!!
マジかー?!お母さん!!
九死に一生をえて、旦那さんも目が覚め、そんなにストレスたまってたんかごめーんとなり、タリーが去ったあとは一緒に向き合って家族が過ごしていく。
そんな話
筋トレをしながら横目で見ていた夫は
「どうだった?俺も見たほうがいい?」
これこれこーいう内容でさ、と語るとそっかー大変な話やねとふたりで言い合った。その程度。あんまり見ろ見ろ言うのもねー
そのあと、映画の評価が気になってネットで見てると衝撃の事実が!
タリーは、タリーはマーロウの若い頃の姿だってぇ?!
え、そんなとこあったっけ?
実は映画の最中にトイレにいったり、ぴっぴ(息子)が泣いて様子見にいったりで肝心のオチを飛ばしていたのだ。
つまり。タリーは存在せず、苦しいお母さんが作り出した妄想…。ナイトシッターも雇っておらず、自分で夜も面倒見てた
ワンオペだったんやーー!!
もう一回見直しました。そうするともう涙が止まらんのですよ。泣けて泣けてしゃーないのですわ
頭からワンオペダメですよー夫婦で協力しましょーと言うよりよほどパンチのある作品でした。
二人目生まれたらきっとまた見るだろうなぁー
映画鑑賞「ターミナル」
心温まる作品を見たくて、こちらを選択。
ニューヨークに行く予定だった男(トム・ハンクス)がフライト中に母国がクーデター。戦争状態に入り国がなくなっちゃったのでパスポートも無効。入国手続きが出来ず、法律の間で外に出ることもできず母国に変えることもできず空港(ターミナル)で待つというものだ。
最初英語も十分に話せない主人公が、その人柄で多くの人を魅了し、多くの従業員が彼に最後はエールを送るのだ。こういうのがみたかった(心温まる)
まぁさすがというか、トム・ハンクスが演じる架空の国、「クラコウジア」の言葉やありようがうまい。もうすっかり「その人」という感じで見てしまう。
いやートムよ、新型コロナにかかったけど回復してよかったよ…。名優を1人失うところであった。
そして多分この空港ってのが、ジョン・F・ケネディ空港なんだよな。夫の趣味に付き合って、結婚してからNBAを見にアメリカに行った時降り立った空港と同じ。この映画を見てから行けば良かったーと思う限りである。まぁ滞在時間は主人公と違って数時間だけど。
だからこの映画の舞台はずっと空港だし、本当にアメリカなのかよくわからんくらい外の風景が出てこないけれど、それ故に人間の変わりゆく様子とか、ストーリーに集中できて良かった。(よく、え?今ここどこなの?とか、あれさっきまで〇〇にいなかったっけ?とかなるので。)
ところで、この主人公がなぜアメリカのニューヨークに行きたかったのか、どうして頑なに待つのかというのが最後の最後まで謎なのだけど、理由を聞いて「なるほど」と思うか「そんなことで」と思うかは人それぞれの価値観だろう。
うちの旦那は、蕎麦を食べに1人で学生時代に長野に行ったとか、アメリカにバスケを見に行ったとかそういう情熱を持っている人である。
そういう情熱って、なかなかないよなと。すごいなと思う。私も絵を見にフランスとかイタリアとか行ったけど、1人じゃな…
そんな情熱を持ってわざわざ旅をする。そんな気力もうないな。まして世界は新型コロナで一変してしまいそうだ。以前のように気軽に出かけることはおそらくこの1、2年では無理だろう。だからこそ、情熱を持って行きたい!と思える人と旅ができて良かったなぁと思う。ついでに自分がみたかったブロードウェイや国連本部にも行けたし。
映画では内戦が終わり、目的を果たして主人公は家に帰る。最後にほっこり終われる後味のいい映画であった。
イオン解体の様子
いろんなことが計画通りに進まなくなって久しい。学校はいつから再開するのか、否、再開できるのか。物流もままならない中、不要不急の買い物は避け家の周りをお散歩するのがやっとの妊婦。
最近では踏切までぴっぴ(息子)を連れていくのも1人じゃ息が上がる。旦那が在宅になってありがたしだ。(在宅でも息抜きは必要よ)
さて、お散歩コースに解体中のイオンがある。なかなか家から出られない人のために今の状況でもアップしておきましょうか。
イオンは閉店して、このタイミングで従業員とかいなくてよかったのかもねなんて話しているけれど、買い物の足がなくなった人も多いだろう。改装後は地下1階地上3階になるので、以前の生活館のような建物もなくなってしまうだろう。ワクワク半分、どうなるか(予定通りオープンするのか、使い勝手がいいのか)半分。
ところで、以前から噂があったけれどイオンの敷地の一部はマンションになるらしい。こりゃ便利なマンションだなと思いつつ見ると7階建なのだとか。となりのパークシティの人々はどの向きに、またどの場所に建つかで気が気でないだろうなー
立体駐車場も以前と同じ配置なのか、16号からひょいと入れるところなのか。日当たりとか騒音とか。。。でもこの地域は商業地域だから文句は言えないんだよなぁと思いつつ家を買うタイミングってとても難しいなと実感。
この新型コロナの話が出る前は、オリンピック後に家の値段は下がるからなんて言われていたけれどオリンピックが延期するなんて誰が予想しただろう。
家のローンを組んだと思ったら在宅勤務になり、解雇になりとなったら家どころではない。でもローンを払えなくて手放しても、結局また賃貸に借り直さなければならなかったり。
どのあたりまで政府がいろいろ手助けしてくれるのか…
映画鑑賞「コンテイジョン」
またまた映画の話で。
今回の新型コロナウイルスに状況がとても似ているという話題の映画をみた。その名も「コンテイジョン」=接触感染の意味らしい。
この映画、姉と一緒に見ようよと言っていたのだけど精神的に落ち込んでる時に見るには少々勇気がいるということで辞退された。でも、少しでも教訓というか明日への参考になればと思い1人で見ることにした。
この映画、まぁしょうがないんだけど、登場人物が次々に死ぬ。
最初に感染したと思われる女性、これがアイアンマンシリーズのペッパー、グウィネス・パルトローなんだけど、冒頭5分くらいで泡吹いて死ぬ。そして、その息子、その配偶者がマッドデイモンなんだけど、まさか彼も死ぬのかい?と思っていると抗体を持っていたのか助かる。
そして日を追うごとに、謎の感染が広がり、世界各地で謎の死を遂げる人が増える。そこで動き出したCDC(まぁいわゆる保健局系のお偉いさん)という組織の女性科学者が発生源を突き止めようと調査に乗り出すんだけど、この人がケイト・ウィンスレット。タイタニックでレオナルドディカプリオと船でイチャイチャしてた人だ。
各地に赴き、感染者から話を聞き、隔離をしたり受け入れ施設を整えたり精力的に動くんだけど、今新型コロナウイルスに侵されているリアルタイムの私が見ると、「お願い!マスクして!!うつっちゃうよ!!」と心配になる。そして物語後半、予想通りこの人も感染して死ぬ。
てっきりこの人が主役だと思って死なないだろうとタカをくくると死ぬのだ。もう1人黒人のCDCトップの人がローレンス・フィッシュバーンというおじさんなのだが、この人もCSI:科学捜査班とかでお馴染みの、いろんな映画に名脇役で出てくるんだけど、奥さんが暴漢に襲われたり、自分にワクチン打たなかったり、いつ死んじゃうの?!って思っていると、逆に最後までお元気に生きてたりする。ホッ
では主人公は誰かというとマット・デイモンで、冒頭でてきたグウィネス・パルトローの旦那さん役なんだけど、いわゆる追跡調査をしていたらその死んじゃった妻がシカゴで浮気していたことがわかっちゃったりで、精神的には大打撃なんだけど、娘のために生き残ろうとするわけだ。
でも、街は荒廃して、スーパーの店員は逃げ出し、金も払わずに物を持っていく輩で溢れ、特効薬があるとデマが流れれば薬屋さんのガラスを割って我先にと奪い合う。(デマを流す記者がジュード・ロウというまた豪華な)食べ物も配給制になるんだけど、並んでいる途中で今日の分は終了しましたとなれば、並んでた人たちでそのトラックを襲うとか…(ここでも思わずソーシャルディスタンス!と心で叫ぶ)
今の日本はのほほんと緊急事態宣言で、国民性もありそんなことないだろうと思うけども、生きるか死ぬかの時には人間どうなるかわからん。ましてあと1ヶ月外出を控えるようお達しが出れば、精神的に追い詰められていくことも予想されるだろう。人間お金がある時、精神的にゆとりがあるときは理性を保てるけど、そうじゃない時それがどこへ向かうのか…。
いろんなことを考えさせられた。怖い映画だった。てか俳優陣豪華すぎ。
映画鑑賞「あん」
天気もいいのにろくに公園にも行けない今日この頃。
朝に散歩に行ったり、お弁当を注文してそれを取りに行きがてら散歩に行ったりして、人を避けながら運動不足を解消している。
友達の住む名古屋では公園も封鎖、そう考えるとお散歩できる遊歩道があるだけありがたい。
でも雨の日はもう仕方がない。ぴっぴ(息子)は踏切動画のオンパレードだし、私もぴっぴが昼寝した細切れ時間で映画を見ることにしている。というのも、以前から夫が英語の勉強のためと海外ドラマを字幕で見るのにTUTAYA TVを契約していたのだけど、この度Netflixまで契約して(マイケルジョーダンのドキュメンタリードラマが放送されるからとかで)最強の環境になったのだった。
でも、以前から映画を見るのがまあまあの趣味だったので、あんまり見たいなーというのもなく、ザッピングで探していたら、樹木希林が出ている「あん」を見つけた。
桜の花が満開の見出しに、樹木希林、たしか潰れかけの和菓子屋が樹木希林のあんこで再生していく話だったような。。。
ちょうどよい、この穏やかな昼下がり、姉と一緒に鑑賞することにした。
たしかに、ストーリーは概ねそんな感じなのだが、恥ずかしながらこの映画の本質を知らなかった。仕事をしていて映画はなかなか見れない時期の公開だとしても、これは見といてよかった!!
最後はもう号泣して、姉にティッシュを持ってきてもらい、昼寝から起きたぴっぴに心配されるほど泣いた。これから見る人もいるだろうけど、ハンセン病も絡んでくる話なのだ。というか、どう生きてきたか、これからどう生きるか。
あまりに前評判を知らないで見てしまったけど、河瀬直美監督じゃないか。そりゃ深い。
樹木希林のお孫さんも出演していたのか。そりゃ知らなかった。
差別がダメとか、目的・目標を持って生きることができる幸せとか、口で言うのは簡単だけど、なかなか伝わらないし軽く受け止められてしまうけど。
もし、中学校3年生の授業で、受験が終わった後なにか映画を見せようということになったらぜひともこれを見て欲しいなと思う。
それまで夫に付き合って見ていた映画が「ワイルドスピード」の種類だっただけに、このギャップの落差にため息よ。でもね、このコロナで落ち込んでいる世の中には、ドカーン!系の映画の方がすっきりしていいのかもしれない。
「あん」を見るときにはそんな心構えが必要な、ちょっと泣いてデトックスしたいときに見るのがおすすめである。
30週で逆子が治る
前に書いてドキドキしていた逆子問題。
このままだと帝王切開か〜10日入院か〜とモヤモヤうじうじ夜中に目を覚ましてはネットで検索していた日々だった。しかし、さすが我が子、空気読んでか逆子は治っていました。
左を下にして寝てたのがよかったのか、お風呂に入っている時に「そんなに動き回るなら頭を下にしなさいよ!」と語りかけていた(叱責?)のがよかったのか。
はたまた、一念発起して引っ越し以来の床磨きをしたのがよかったのか。
このままならけいゆうで無痛分娩コースに軌道修正できそうです。
そして、あともう1回あると思っていたこの病院での健診も終了。次回からはけいゆう病院での健診がスタート。
本音を言うならば行きたくない…。
今の先生の適当ながらも優しくおだやかな(ゆるい)雰囲気とスタッフの方々の優しい対応が好きだったし、何よりクリニックだから婦人科に用がある人しか来ない。
でも、けいゆう病院は総合病院だからね。それが安心っちゃ安心だけど、この新型コロナの影響下、どんな人が病院に来ているか気が気ではない。
それでも予約を取らないと、健診の日も決まらないし、無痛分娩のための教室もあるわけで。さっそく最後の健診を終え、家に戻ってからけいゆうに電話をかけた。
帰った直後、お昼前つながらない。
ま、もうすぐお昼だからね。
お昼食べたあと、つながらない。
ま、お昼休みあとだしね。
さらに1時間後、つながらない。
あれ、この回線であってるんだっけ?
全然電話繋がらないんですけど、これ、産まれる時大丈夫かしら…。そんな新たな心配のタネを生んでしまった。まぁいざとなりゃタクシーでサッと行っちゃうけどね!
やっとこさでつながった電話で、2週間後の予約をした。stay home が終わったタイミングで、どれだけ感染が抑制されているのか。
この、先が見えない中でもすくすくと確実に成長する我が子。まずは1日1日過ごしていくしかない。