育休motto日記

2歳男児の育児日記。ときどき、社会に対する私見。

出会いと別れの季節

怒涛の1日が終わった。いい意味で達成感だ。

昨日、一番仲のよかったママ友がご主人の仕事の都合で横浜を離れ、名古屋に転勤となった。引っ越し荷物の搬出にともない、我が家で娘っ子2人を預かった。

 

奇跡的にぴっぴ(息子)と同じ誕生日のさーちゃんと、同じくらいかわいいしーちゃん(アルファベットだとどっちがどっちだか)

育休延長してからこの2人とMちゃんがうちに来るのが定番であり、楽しみであり癒しであった。新型コロナが流行ってからは特に近くの遊び場は次々に閉鎖。唯一の楽しみと言っても過言でない。

それなのに、、、出会いと別れの3月。仕方ないとはいえどうにもこうにもこの日が来るのがいやでたまらなかった。ただ、当日は子ども3人、とうてい感傷に浸れる時間もない怒涛の1日が待っていた。こちらは仕事が休みの旦那と、これまた一緒にまったーりタイムを過ごした姉がスタンバイし、ぴっぴとさーちゃんとしーちゃんそれぞれ子ども1人に大人1人という手厚い体制が敷かれた。

 

それでも勃発するケンカ。ぴっぴとさーちゃんは、特にぴっぴのさーちゃんへの愛が大きすぎて、しつこすぎて火ぶたを切る。それに対して2歳の割に口が達者なさーちゃんが反論。口では敵わないぴっぴが手を出して…というパターン。

もしくは2人それぞれ遊んでいたところにどちらかがちょっかいを出しておもちゃを欲しがる、それに応戦して…と始まる。

 

そんな2人のやりとりを間近に初めて見る夫。話はいつもしていたけれど、実際に目の当たりにするとびっくり。止めに入るのもお互い泣いてから痛がる方をなだめる私。人様の子どもを預かるのだけど、なるべくこの2人のこの定番のやりとりを見ていたかったような心境でもあった。こんな関係は滅多にないだろう。この先ないかもしれない。子どもたちも忘れてしまうかもしれない。顔に赤い傷が残っている間はぴっぴのこと、「あんにゃろう」って覚えているかしら。

 

ま、そんな感傷に浸る暇もなく、公園に連れてったりご飯の準備をしたり慌ただしく過ぎていくのでした。作業も落ち着きそろそろお迎えという時に彼女とともに母親教室から一緒のママ友ももう1人来て集まった3人。

夫はよく「保土ヶ谷三姉妹」と呼んでいてこの3人のまったーりタイムも大好きなのでした。それぞれ子どもをパパに預けて、3人でちょっといいレストランに行って労をねぎらったこともあったね。

 

初めての育児に右も左もわからない中、ここで相談できたこと、「大丈夫?」「大丈夫だよ」とお互い気にかけあえた時間が、少しずつ母親になっていけたんだと思い返す。私たちは似た者同士で、2人目妊娠中というのも何かのご縁だろう。きっとこの先似たような年齢差の2人の子どもの育児に迷った時、連絡を取り合いながら労をねぎらうのだろう。

 

旦那さんの車の運転で帰っていった彼女を見送り、お互い元気な子を産もう、と解散した。そんな今日。一日中雨で買い物にも行けず、昨日の喧騒が嘘のようにひっそりとした我が家。ぴっぴは来客がなければ日がな踏切の動画を見てしまう。

 

このブログを知っているのは、名古屋に帰ってしまった彼女と、千葉に住んでいる大学時代の親友。どちらも、きっとまた会えば昨日のことのように喋り出す2人。このブログにぴっぴの日常を書きながらまた会うのを楽しみに待とう。