育休motto日記

2歳男児の育児日記。ときどき、社会に対する私見。

妊婦の花粉症

ぴっぴ(息子)と公園にお散歩に行っててふと思う。マスクの中が洪水じゃないか。

あれ、私ってば花粉症だったかしら。

毎年そんなことを思いながら、もっとひどい人から聞くと自分なんか大したことないからきっと気のせいね、気の持ちようねという程度で見逃してきた。

しかし、先日ちょっと郵便局にでかけ、帰りに公園に10分程度滞在し、家に帰ってきた正味30分。このあと家で完全にダウンする。喉はイガイガ、鼻水はジャージャー、体は気だるい。最初風邪かと思ったけど、風呂に入って次の日には治っている。

 

妊婦には薬の制限がある。気軽に目薬や市販薬は飲めないが、この最中病院に行くのもなかなか勇気がいる。まして花粉症の疑いレベルで行くのもなぁ。そこで、姉(花粉症重症)に聞いたワセリンを目の下に塗るという方法を試す。マスクはもちろん装着である。

すると、プラシーボ効果もあると思うが、なんとなーく症状が軽くなった。

こりゃ完全に花粉症だわい。

 

それでも晴れた日は雨の日の分までぴっぴをお外で発散させなければならない。なんなら風の吹きすさぶ中踏み切りを見に行かなくてはならない。こんな状態で付き合ってはいられない。夫が仕事で早く帰ってくるのを狙ってぴっぴを預け、星川のあんどう耳鼻咽喉科に繰り出した。

息子が赤ちゃんの時からお世話になっている病院である。私もかかったことはあるが自分の症状で行くのはどれくらいぶりだろうか…。

平日の午後診療、16時スタートだったので5分前くらいに着いたが、もう患者さんでいっぱいだった。げっと思ったがあんまり重症の人はいない感じ。いつもはかなりオープンスペース(診療内容とかダダ漏れ)のこの病院だが、コロナウイルスの影響で受付にビニールの囲いがしてあった。意味あるのか?とちょっと突っ込みたくなるくらいの突貫工事だが、こうやってなんらかの対策をしないとやはり不安だよなぁと思いつつ順番を待つ。

 

花粉症かもしれませんと受付でいうと、「お薬だけですか?」と聞かれた。どうやら薬だけでも処方してもらえそうだったけど、なにぶん妊婦なもんできちんと診察してもらったほうがいいと思い受診。前のカルテを見た先生が、一度花粉症を疑いやっぱり受診していたのか前に出していた薬を見て、「今回は漢方にしましょう。あと、影響が少ないのは鼻のスプレーね」と薬を出してくれた。その後これまた見て思い出したがネブライザーという吸引式の治療をしてもらった。

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まぁ自分で煙を吸い込むのだけど。鼻から吸って口から吐くという至極簡単な作業なのに笑っちゃうほど難しい。笑っちゃうと息ができなくなる。大の大人がふんがふんが言ってるのもおもしろかろう。

 

帰りに薬局で薬を受け取る。今回の漢方は「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」というものと鼻のスプレー「アラミスト」というものだった。婦人科で処方してもらった方がいいのかと考えたけど、餅は餅屋。これで様子を見よう。

病は気からタイプなので、薬をもらうことですっかり安心してしまった。明日からの散歩に生かされることを祈る。