育休motto日記

2歳男児の育児日記。ときどき、社会に対する私見。

ハロウィンの贈り物

最近は毎朝登校班の小学生とともにくっついて、小学校まで散歩をしている。

 

今日はハロウィンな訳で、昨年作ったカボチャの顔を模した衣装を着て登校した。

評判は上々だ。

f:id:zikishin:20191031103151j:plain

よくみると糸がほつれていたり、微妙に左右で形が違ってたりするのだが、私の絵と一緒で遠目から見ていい感じならオッケーだ。

 

これを作った時のことを思い出す。一年前、まだぴっぴ(息子)が1歳前、ママ友3人で集まって、寝たところを見計らってチクチクやったものだ。

家庭科の成績は3なので到底いいものはできないけど、教えてもらいながら完成。3人揃って着せるとなかなか様になる。

子どもがいると、こういう季節の行事に敏感になるなぁ。

 

逆に大きくなると気恥ずかしくてできないことも、子どもがいるとなんだか大胆になれることも多い。大きな声で挨拶とか声かけたりとか。

ぴっぴがいないと不審者だけど、赤ちゃん連れというには無条件に人の警戒心を解くらしい。

 

新しいマンションに越して約1ヶ月、ぴっぴが一緒なのもあってどんどん挨拶している。が、正直誰が誰なんだかわからない。

なので、朝登校班に混ざってせめて子どもたちと仲良くなろうという作戦に切り替えた。

防犯にもなるし一石二鳥だろう。

 

そんな下心満載のお散歩は功を奏し、誰がどこのうちの子かわかるようになった。小学生たちは本当によくぴっぴを可愛がってくれる。彼が入学する頃にはほとんど卒業してるけどね。

 

そんな小学生に感謝の気持ちを込めて、「トリックオアトリート」のお菓子をうちでやるよーと宣伝した。昨日の朝のことである。昨日と今日の2日間限定でお菓子わしづかみよ!!

行事にワクワクするのは子どもだけでなく、お菓子を買いに行く私もワクワクである。何にしようかな♪チョコも欲しいって言ってたな♪何人くらいくるかな

つかみ取りできるくらいのお菓子を箱に詰めて、放課後を待つ。

 

しかし待てど暮らせどピンポンは鳴らない。

 

やっぱり最近の小学生は習い事に忙しいのかしら。はたまたそんな怪しいオネエさんのところ行くのやめなさい!とか言われてたりして

 

モヤモヤしてるとぴっぴがやけに静かだった。ふと、見ると緑色の絨毯が赤ペンでアーティスティックに塗られている!

 

「くぉらぁぁーーー」

本日3回目の洗濯。さらに絨毯の下に敷いてあったホットカーペットにつまづき、ぴっぴが顔からコタツの足にクラッシュ!!鼻からぺちゃんといって大泣き。

急にカオスになる我が家。なんとか抱っこして落ち着くも、風邪なのか鼻水ビービーだわ鼻をかむと嫌がるわでグズグズ。

 

そこに救世主のごとく鳴るピーーンポーーーーン

 

小学生の姉妹がお母さんとやってきた。アンパンマンのお菓子を持って

嬉しいやらあわあわで、お母さんに挨拶しつつ「トリックオアトリート」でお菓子をあげた。ぴっぴもニコニコしてお菓子を受け取り、なんだかあったかい空気が流れた。

 

まだまだこれからの新参者だけど、ここの家でこうして行事を繰り返していくのは素敵だなぁと思った。

来年もせっせとお菓子買わなくっちゃ。