育休motto日記

2歳男児の育児日記。ときどき、社会に対する私見。

陣痛タクシー

1人目のぴっぴ(息子)を出産するとき、利用したのが陣痛タクシーだった。

我が家ではシビアな計算により、車の維持費よりタクシーをバンバン使った方が安いと判断し、何かあればタクシーで!を合言葉にしていたが
かねてよりビンボー症で年に数回使うか使わないかの頻度。

しかし、出産の日は三度も使うことになる。

というのも、保土ヶ谷区陣痛タクシーの選択肢がまぁいくつかあり、登録しておくことでかなり使いやすかった。

ぴっぴの陣痛の発端は夜中の1時。
「ん?これは陣痛…?」という微弱なものから始まり、陣痛アプリで間隔を確かめる。
とうとう痛さの限界と思わしき明け方、夫を起こして陣痛タクシーを手配してもらった。

事前に電話番号を登録してあり、さらに住所も病院もわかってるのでものの10分くらいで到着。運転手さんも穏やかに、けいゆう病院まで話ながら運転してくれた。「いよいよですね!おめでたいことですから頑張ってください」

こちとら痛くて笑顔も消えたけど、気づかいとして嬉しかったのを覚えてる。

ただ、子宮口が全く開かず、さらに陣痛も病院に到着して安心してか弱まったため家に帰されることとなった。もはや絶望。てか、腹痛いのに帰る手段はタクシーしかなく、病院に載ってるタクシー会社に電話して一人で帰った。


その後母と合流し、いよいよ耐えられない昼頃再び陣痛タクシーを呼んだ。当然朝の人とは違う人だった。私も余裕はなく、とりあえず急いでけいゆう病院にいってもらった。
今度の運転手さんはペラペラおしゃべりするタイプではなく、ほぼ無言のままけいゆうに着こうかというところ、信号で急停車。前につんのめった。

危うく人を轢きかけたのだ。

これには母が激怒。私はもう何でもいいからあとちょっとの病院にいってくれいと願っていた。今思えば事故になってたら大変だった。

とまぁ陣痛タクシーだけ切り取ればこんな悲喜こもごもがあったわけだけど、結局今回も利用することになるだろう。

問題はぴっぴ。陣痛のタイミングによっちゃ一緒に連れていくことになるのか…。現在2才3ヶ月、あと4ヶ月でどこまで理解できるか甚だ疑問だけど。

とりあえずできる準備は早めに終えて、陣痛タクシーは登録しなおそう。
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