育休motto日記

2歳男児の育児日記。ときどき、社会に対する私見。

インド人の友達

今日はぴっぴ(息子)が、今年一番の大号泣だった。
それも、朝から。
何が原因かと聞かれれば、出掛けたくないのに出掛けたからかもしれないし、くっそ寒いのに上着着たくないというのを無理やり着せたからかもしれないし、歩きたくないというのに歩かせたからかもしれないし、帰りたくないというのに公園から帰ったのかもしれないし

どれも理由になり得るけど、最終的にはなんで泣いてたのか忘れちゃってるパターンでとにかく
「なーーーーいーーーー!!」
って床に転がってこの寒いのに粘ってた。

仕方なく抱っこして家に連れ帰るも、靴のまま玄関でねっころがって泣く泣く。

母はため息をつき、気持ちを切り替えてリビングでテレビを見てました。こういうとき、つられて気持ちのままに怒ってもいいことなんてない。

ちょっと落ち着いたら、理由は知らないけど笑みをたたえ「ママはぴっぴが大好きだよ」と抱き締める。我ながら菩薩だね!と俯瞰してもう一人の自分が客観的な立場でつぶやくのだ。

彼は私の腕をつねり、顔をつねり、「ない!」ってメンチ切ってるけどそのうち懐柔されておっぱいさわさわしたりして落ち着いた。

これか、魔の2歳児ってやつはよー!



朝からどっと疲れて金曜日の遊び場へ行った。同じく2歳児の母であるインド人のMちゃんと合流。彼女もけっこう大変だったらしい。
お互いの老を労いながら、さぁさと遊ばせ、もう一人ママ友とランチに行くことになった。
そちらは生後7ヶ月のお母さんで、だっこさせつつの昼食。うちの2歳児はここでもご機嫌は斜め45度、いつもご飯食べりゃ黙るのに今日はどうにもならなかった。
それはMちゃんも同様。動画を見せたり音のでるおもちゃをチラつかせたり、あれやこれやで食べ終わった。うん、おいしかった。


そのあとMちゃんは息子を耳鼻科に連れていくらしく、夕方に行くらしいが、もし疲れちゃったらうちでお茶してきなよーなんて軽く話していた。
うっかりそのまま何もなく、9時頃になってメールが。

とにかく今日は耳鼻科でも、そのあとの予防接種でも大変で家に帰れず、帰っても泣いて落ち着かず外に出たのだという。この寒いのに

どうやら彼女の精神はギリギリのところまできていて、なんとか出したSOSのようであった
英語でどんどんくるメールをなんとか夫と読解し、伝えたいことを辞書で引きながら送ったけど

今更ながらインドから来た彼女が旦那さんのいない日中一人で日本で育児する心細さや大変さが見に染みた。
その責任感の強さからすべてを抱えて、息子の魔の2歳児狂いまで自分のせいにしているのだ


いやいやいや、リラーーーックス


子どもは社会で育つものなんだよ。それは国が違えど大人みんなの責任ですよ、
誰だよ、こんな母親ばっかりに責任を追わせてるのは!!!!


異国の地で頑張りすぎるほど頑張ってる彼女に、いろいろ恵まれてる自分がなんかいっても気休めにしかならんのだろうけど、せめて気休めくらいは言いたい。
彼女が求めてる言葉くらいは



異国の地から来た彼女だけじゃない、本当に、子どもはかわいいんだけど辛いってことあるのに
それを言うのも許されない、母親なんだからと頑張り続けさせられる世の中ってどうなんやろ。
それで子どもなんか増えるのかいな。

母親が人間として自分の時間や気持ちを大切にできる、一息つけるような世の中…がいい。母親だってスーパーマンじゃない。

大丈夫かなぁ。