育休motto日記

2歳男児の育児日記。ときどき、社会に対する私見。

2歳の保活は困難

1歳のころから保活、すなわち保育園活動をしてきたがいよいよもう後がない。

まぁ3歳まで育休が取れる仕事といえばなんとなく察しがつくだろうが、今度の春にはぜったいに復帰しないとまずい。

 

最初は鷹をくくっていた。最優先でないにしろ、母子家庭、看護師、夜勤のある仕事、保育士の次くらいには優先度は高いだろうと。

しかし昨今のこの保育園競争に、ついに離婚する家庭もあると言うから驚きである。

我が家もいろいろあって離婚しかけたが、生活していくために円満な夫婦が離婚しなければならないとはどんな世の中なのだ。

 

保育園レポートについては前にも書いたが、事細かくジャッジをするつもりはない。我が子を安全に保育してくれて家からまぁまぁ近ければぶっちゃけどこでもいいのが本音だ。

だけど、1歳で激戦だった保育園はさらに2歳になると枠がなかったりする。

1歳の保活の最中、育休手当が2歳まで延長されることがわかり、何が何でも1歳で戻らなければならない理由はなくなった。むしろ、区役所に相談しにいくと

「3歳まで育休がとれるのでしたらぜひお家でみていただいて…今は2歳まで手当も出るので。でないと保育士が足りない状況で…。」

と言われたくらいだ。役所の方でも、この事態に追いついていないのがよくわかる。

 

かといって保育所をボンボン作ればいいと言うものではないのだろうな。子供の数自体は減ってきており、「昔に比べれば」という子育てが終わった世代の話も聞く。

 

だけど、世の中は変わったのだ。

家で子供どもを見る幸せもあれば、働きながら子どもを育てる幸せもある。夫婦二人で築く幸せもあるし、子どもを産まなくてはいけないという呪縛から逃れて自分の好きなことを追求する幸せもある。どのような形を選んでも今はいいはずである。

 

だけど、選択できない今がある。

世の中の変化に制度が追っつかないのか、制度はあるのに人々の意識が追っつかないのか。

 

どれか選択したことで他人に揶揄されることはままある。

私たちも夫婦で育休とると言う話をしたら「いいなー絶対できない」と言われたこともあった。それは業務上でとても重要な立場にあり抜けれないこともあるだろうが、絶対ということは「絶対」無いと思う。

 

ただ、選択する勇気があるかどうかなのだ。

育休になって給料を半分減らされる勇気。戻ったら前のポジションがなくなっているかもしれない中戻る勇気。世間から何か言われるかもしれないけど耐える勇気。

 

別に我が家は何を言われたって

私一人で育児をする勇気がなかったから夫婦で育休を取ったのだ。だからいいのだ。

でも、ここでも見られるように「育休を取れる人と取れない人」「2歳まで取れる人と取れない人」

もっというと「子供を産む人と産まない人」「二人目産む人と産まない人」「結婚している人としない人」

のような二律背反の対立構造ができていることが問題だと思う。

 

なんだか長くなってきたけど何が言いたいかというと

人のことを言っててもしょうがないってこと。自分がどうしたらしあわせになれるかを追求していけばいいってこと。人がなんて言おうと、自分が選んだ道を進むほかない。

 

よそのうちがこうしているから我が家もそうしたいというのは見せかけで、根本的には「もっと旦那さんに育児に関わってほしい」とか「仕事と育児がバランスを取れるような配分にしたい」とかそういう思いが根底にあるからなのでは無いかと思う。

だったらそれを解決するような手立てを構築すればいいわけで。目の前の課題を解決する方向に動かなければ意味が無い。

 

ようは自分の決めた選択に、きちんと見合った制度や仕組みがあってそれを利用すれば対立することなく、それぞれがしあわせになれるのだ。

この場合我が家は2歳で育休から復帰し、仕事をしながらぴっぴを育てるということだ。

 

我が家も2歳クラスに入れないこのどうしようもない状況を打破する手立てを考えている。

単純にたくさん申し込めば受かるだろうが、そうなると送迎ができない。我が家には車もないし、次の勤務先もどこになるやら。

少し離れた義実家とわりと近い実家に応援を頼むか、私の勤務を短くしてもらうか。夫はフレックスタイムを取れるかボスに交渉中だが、通勤に1時間半かかる時点であんまりアテにしてない。

 

 

わが街保土ヶ谷少子化とは思えないほど子どもが多い。保育園激戦地区なのは嫌だけど、こういう未来のある街が私は好きだ。もっと子育てしやすい街にするために、議員さんとかに訴えるのも1つかもしれない。ママたちが国会議事堂の前で子供連れてストやったらなんかインパクトありそうだけどね!!やらんかね

 

とにかく何もしなければ来たる11月初旬には申し込みが締め切られてしまう。

 

さてあと何ヶ所見学に行こうかな。