育休motto日記

2歳男児の育児日記。ときどき、社会に対する私見。

ジルベールのキムチ鍋

年末年始、ゆっくりと家で過ごすことができるのも育休のおかげである。
この年始はとくにドラマを録りだめてCMを飛ばしながら見るという贅沢を満喫した。

「きのうなに食べた?」は言わずと知れたゲイ&料理の漫画なのだが、近年ドラマ化し、お正月はスペシャルで放映された。この漫画は数年前に友達から借りて、とても楽しみにしていたし、だいたいがっかりする実写化にしてはめずらしくよくできていた。その手の内容なのに全然いやらしくなく、なんといってとご飯のシーンはめちゃくちゃうまそうなのだ。

今回、お正月スペシャルで友達ゲイのジルベールわたるが作るキムチ鍋がこれまたうまそうだった。正月料理に飽きたこの頃、冷蔵庫の中身を確認してよし!と作ることにした。

ネットで調べると、やっぱり同じように食指が動いた方々の写真つきレシピがたくさん載っていた。

豚バラを適当に切り、チューブのしょうがとにんにく、ごま油を鍋にいれすべて一緒に揉む。そのまま火にかけて色が変わったらキムチ投入。こくうまキムチほぼ一パック!
我が家は大ぐらいの旦那がいるので、ここで少々の白菜とお雑煮で使いきれなかったにんじんと大根を入れ、豆腐を四角いまま置き、だし汁でグツグツ煮込む。これに味の決めてともいえるアサリの冷凍をざくざくいれてさらに煮る。

味噌とコチュジャンが必要らしかったが、我が家にコチュジャンは存在しなかった。(コチュジャンだと思ってたら豆板醤だった)
ので、エバラキムチ鍋の素と味噌をいれ、しいたけとしめじをぶちこみ、最後に卵を落として完成!


ちょっと原作とは違うが、匂いがいかにも刺激的で食欲をそそる。こんな辛いのをぴっぴ(息子)に食べさせるわけにはいかないので、お弁当のために大量に作った煮込みハンバーグを用意し、いざ!いただきます。


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夫と一口食べると、悶絶!辛くて、でもアサリのうまみであとひくひく!!
思わず無言で、むさぼってしまった。あつあつの炊きたてごはんがお皿に吸い込まれていく~胃のなかにおさめられていく~

「それにしても、あの手のドラマも多くなったね」
と夫。
たしかに、おっさんずラブや今回のドラマも受け入れられている気がする。
そして、年末の紅白では氷川きよしの変貌を楽しみにしていたし、MISIAはレインボーフラッグが印象的だった。世の中の流れもあるけど、よくあのお堅いNHKがと思ったものだ。

「いいね、なんか広まってきてるね」
「そうだね。」

仕事がら、いろんな価値観が分かち合える社会になるのはうれしい。そうやって一人ひとりの個性や思いが大切にされるといいなぁ。

今日は今日とて、まだあのドラマに引っ張られてクレープパーティーと相成った。熱々の生地をひっくり返すのは難しく、出来損ないばかり量産してしまったけど、煮りんごとバナナをはさんで美味しく食べた。

次は何を作ろうかな。